エクステリアに太陽光発電をつけるメリット・デメリットとは?詳しく解説

エクステリアに太陽光発電

太陽光発電によって、電気代を節約できるメリットがあります。そのためエクステリアにつけたい方もいるでしょう。しかし新たな設備を作ることによるデメリットもあるため、対処法も重要です。今回は太陽光発電の導入を考えている方のために、メリットやデメリットをご紹介します。記事を読めば、適切な運用方法がわかるでしょう

 

エクステリアに太陽光発電を置いてみよう

注文住宅のエクステリアに、太陽光発電を置くのも選択肢です。近年環境に優しい発電方法として注目されており、エコな暮らしを実現できます。新しく家を建てるときに注文すれば、同時施工で時間的な制約も抑えられるでしょう。

屋根に設置するのが一般的なものの、近年はカーポートやテラスに置くなど多様化しています。住宅事情に合わせて、柔軟に置き場所を決めましょう。それにより太陽光から効率的に電気をもらいつつ、快適に暮らせます。

 

太陽光発電をエクステリアに設けるメリット

太陽光発電は補助金をもらえるメリットがあります。また晴れの日なら電気の自給自足が可能で、余った電気を売って臨時収入にもできるのが特徴です。太陽光発電のよいところを3つにわけて解説していきましょう。

 

補助金をもらえる

太陽光発電は補助金の対象です。自治体や国によって詳細なプランは異なりますが、国が普及を促す活動もしているため、導入によってサポートのお金を受け取れます。補助金のおかげで、実質的な導入コストを抑えられるでしょう。

新築だけでなくリフォームでも、太陽光発電による補助金をもらえます。将来の生活だけでなく、施工時に金銭的なメリットを受けられるのがよいでしょう。判断を迷っている方でも、自治体の補助金によって後押しされるかもしれません。

 

晴れの日は電気を自給自足できる

天気がよい日なら電気の自給自足も可能です。通常の電気は契約先の電力会社からもらい、光熱費の一部としてお金を払うことになります。しかし自給自足なら光熱費の節約にもつながって、魅力的です。

一日に使う電気の一部が自給自足なら、環境にやさしい生活ができます。エコな暮らしを実現したい方におすすめでしょう。曇りや雨の日はこうしたメリットを受けられません。しかし晴れの日なら満足なエコ生活が可能です。

 

余った電気は売れる

太陽光発電は余った電気を売れるのがポイントです。10kW以上のシステムなら発電分すべてを売れるので、利益も大きくなるでしょう。とくに日中の電気使用量が少ないほど売電量が大きくなり、利益につながります。

電気代を浮かせるだけでなく、臨時収入を得られる点で太陽光発電は経済的です。発電量の範囲だけ電気を使えるだけでなく、余ったぶんも無駄にしないでよいのが魅力的でしょう。生活面でも経済面でも、効率的に電気を処理できます。

 

太陽光発電のデメリット

太陽光発電は季節や天候の影響を受けやすいのがデメリットです。また故障時の撤去や設置コストに気をつけましょう。太陽光発電のデメリットを3つにわけました。

 

3-1. 季節や天候に左右されやすい

太陽光発電は季節や天候の影響を受けやすいといえます。曇りや雨の日は太陽がみえないので、自給自足の発電は望めません。また夜間も発電できないため、日中の日照時間がカギをにぎります。

しかし蓄電池の設置によって、太陽のない時間帯にある程度対処できます。昼間にもらった電気を蓄電池に貯めれば、夜間にも有効活用できるのです。災害による停電時も役に立つでしょう。このように太陽光を効率的に使えば、発電できない時間帯にも対応可能です。

 

故障時の撤去が大変

故障時の撤去費用にも注意してください。10年、20年と長期にわたって使っていると経年劣化が起こります。また太陽光によって設置場所の総重量が増え、地震で崩れやすくなるのも故障リスクのうちです。

損傷の放置によって部品が別の場所に飛び、近隣住民や通行人に迷惑をかけるかもしれません。また損傷や劣化による撤去コストも家計に響くでしょう。

対処法としてはなるべく軽量のパネルを選び、メーカーの保証年数もチェックしてください。長期的な利用を見据えている場合は、耐久性に優れた太陽光パネルを選びましょう。

 

設置コストに注意

太陽光発電は初期費用として、設置コストがたいへんです。基本的に発電量や設置面積が大きいほど、コストがかさみます。あとから電気を売ってお金を稼げるものの、元を取るまでかなりの時間がかかる点に注意です。

初期費用を抑えるには、屋根ではなくカーポートやテラスへの設置を考えましょう。小さなパネルにて済んで、コストを抑えられるからです。そのぶん売電量も減るものの、生活に使うためと割り切る方もいます。設置場所次第で、太陽光発電はローコストで導入可能です。

 

まとめ

太陽光発電は屋根に置くイメージが強いものの、最近はカーポートやテラスに置くご家庭もあります。設置場所のような工夫次第で、ローコストで導入可能です。売電による収入も得られるなど、エコな暮らしだけではないメリットがあります。

「株式会社ADVANCE」では、エクステリアを中心に住宅のさまざまな工事をしております。屋根やカーポートなどへ、太陽光発電パネルの設置も可能です。ご希望の方はぜひともお気軽にご連絡ください。