エクステリア用の照明設備の選び方とは?バリエーションや注意点を紹介

エクステリア照明設備

インテリアだけでなくエクステリアにも、照明設備を設けることで自宅をおしゃれに演出できます。さまざまなバリエーションがあるため、住宅やエクステリアのデザインに合わせて選びたいところです。

今回はエクステリア用の照明を決めたい方のため、バリエーションや注意点をまとめました。記事を読めば、住宅の外側に飾る照明選びに役立つでしょう。

 

エクステリア用照明のバリエーションを紹介

エクステリアに設ける照明には、さまざまな形があります。そのなかからとくに代表的なものを、6つ見ていきましょう。形状によって適切な使い方が異なる点まで、要チェックです。

 

アプローチライト

アプローチライトは、エクステリア照明の代表的な種類です。門から玄関までの通り道を置き、夜間の安全性を確保します。夜遅くに自宅へ帰るときは、アプローチライトの光に頼ればものにぶつかるリスクを抑えられるでしょう。

アプローチライトのなかにもさまざまな種類があります。グランドライトやフットライト、ポールライトなどが代表例です。とくにポールライトは玄関までの道のりに従って置けば、帰宅する方の視界に入りやすいでしょう。夜間の視界確保のために、アプローチライトは重要です。

 

ポーチライト

ポーチライトは玄関扉に対応した照明です。暗いところでも鍵を取り出しやすいメリットがあります。アプローチライト同様、帰宅時のサポートアイテムと考えましょう。

具体的な形状としては、壁付けタイプがおすすめです。ドアの鍵口を照らすことも考えると、壁付けの方がカギを使いやすいでしょう。このような実用性も考えて、壁付けのポーチライトにご注目ください。

 

ガーデンライト

ガーデンライトは庭を照らすための照明器具です。夜間の視界確保という実用性よりは、おしゃれなライトアップ目的で使います。夕食のバーベキューに用いれば、楽しいときをすごせるでしょう。

電球の置き方や種類にもこだわると、樹木を美しく見せられます。とくにナチュラルモダンの住宅は、自然素材の見栄えがカギをにぎります。植栽のライトアップで、美しさが引き立つでしょう。庭をおしゃれに見せたいなら、ライトの使い方もポイントです。

 

ブラケット

ブラケットはエクステリアのビジュアルを引き立てる、間接光です。視認性の確保よりは家のライトアップが目的になります。ブラケット自体が外壁にきれいに収まるよう、種類の選定にもこだわりましょう。

ブラケットは箱型の器具で、上と下からやわらかい光を放ちます。使い方次第で、エクステリアの一部分をおしゃれに仕立てられます。おしゃれな光を広く照らしたいなら、ブラケットの使い方がポイントでしょう。

 

門袖灯

門袖灯はつぼみの形をした個性的なライトで、門扉のような入口に近い場所を照らします。クラシカルな形状をした種類が多く、和モダンの住宅に設けるとおしゃれに仕上がるでしょう。

照明器具としては主張が強すぎないものも多く、ライトアップの初心者が試すうえで理想のアイテムです。おしゃれ目的のライトを最低限設けたいと思ったら、選択肢に入るでしょう。エクステリアにとくにこだわりがない方でも、1個だけ使ってみませんか。

 

スタンド

スタンドはシリンダーデザインの器具です。エクステリアの空間になじみやすいので、主張が強すぎて見栄えが悪くなるリスクを避けられます。門袖灯と同じく、ライトアップの初心者が使いやすいでしょう。

主に壁面や植栽を照らすうえでおすすめです。エクステリアのおしゃれに対する知識があまりなくても、スタンドを使えば美しさを演出しやすいといえます。まずはスタンドからライトアップを覚えてみませんか。

 

エクステリア用照明の注意点

エクステリアに対応した照明は、漏電や感電を受けないように扱いましょう。また購入費や維持費が高くならないために、人感センサーやLEDの種類をおすすめします。エクステリア用照明設備の注意点をまとめました。

 

 漏電や感電に注意

エクステリアの照明は漏電や感電に注意しましょう。ケーブルを踏むとショートや感電のリスクがあるため、庭や玄関の端っこになるべく寄せてください。

人が通りやすい場所にケーブルの見えづらい配線方法が理想です。エクステリア用照明はコンセントから、ケーブルを引くだけで済むことが多いものです。そこでケーブルがなるべく端に寄るように引きましょう。

 

人感センサーとLEDによる経費節約がおすすめ

エクステリア用照明では、人感センサーやLEDがある器具を使いましょう。これらにより経費節約ができるからです。

LEDは耐久性が高く、白熱電球よりも交換頻度を抑えられます。買い替える機会が少なければ、お財布に優しいでしょう。また人感センサーによって人が通るときしか灯りがつきません。点灯時間が少なければ電気代を抑えられます。このように維持コストに注意しながら、照明器具を決めてください。

 

まとめ

インテリアだけでなくエクステリアの照明で、住宅をおしゃれに見せられます。帰宅時の安全性だけでなく、ライトアップ目的でも効果を発揮するでしょう。さまざまな種類があるため、住宅の形状やエクステリアのデザイン、住む方の好みなどを意識しながらお選びください。

「株式会社ADVANCE」では、エクステリアの施工を手がけています。そちらの照明に関する相談もお受けします。ライトアップや安全性の確保を目的とした、打ち合わせにも応じる方針です。照明のことで希望があれば、ぜひともお気軽にご連絡ください。