和モダン

和モダンの注文住宅を施工するポイントとは?注意点もご紹介

和モダン

注文住宅の施工は、デザインが重要です。そのなかでも和モダンを選ぶ方は多いでしょう。自然素材や無垢材をふんだんに使い、やわらかい雰囲気でリラックスできるからです。

和モダンとして理想のデザインを作るには、いくつかのポイントを押さえましょう。

今回は注文住宅に和モダンを選ぶときに、気をつけるポイントについてご紹介します。記事を読めば和モダンに必要な基礎知識を学べるでしょう。

和モダンの注文住宅とは?

和モダンとは日本ならではの和の趣を出しつつ、現代的な洋風のライフスタイルを表現したデザインです。和の要素で外装や内装を埋め尽くすよりも、和洋折衷をアピールします。現代的な生活環境を作りながらも、どこかで和を感じたい方におすすめです。

伝統と現代感覚を組み合わせたのが、和モダンになります。現代社会になじみながらも、日本的な感覚を覚えられます。近年注文住宅をオーダーするお客さまから、支持を受ける形式です。生活のどこかで和を感じることで、心を癒やされたい方も多いでしょう。

和モダンは和洋折衷スタイルのひとつで、現代的な感覚の中に和を感じることで安らぎを得るためのデザインです。

 

和モダンの3つのポイント

和モダンには、3つのポイントがあります。日本人らしい色づかいと木の使い方、そしてシンプルなデザインです。以上をまとめると、バランスの取れたデザインの和モダンを実現できます。3つのポイントの詳細を見ていきましょう。

日本人らしい色づかい

まずは日本人らしい色づかいを考えましょう。木や黒を適所に設けることで、日本的なテイストを引き出しやすいからです。

木の素材は基本的に北欧やアメリカのような洋風をイメージさせます。しかし使い方や見せ方、他の素材との組み合わせ次第では日本的な色味を出せるでしょう。

他にも黒に和のテイストを感じることがあります。たとえば黒のガルバリウム鋼板をエクステリアに使えば、和モダンとして落ち着いた雰囲気を出せるでしょう。このように素材で和を感じさせる場所を、業者と入念に打ち合わせることが重要です。

内装に木をバランスよく使う

内装にはとくに木の使い方がポイントです。エクステリアで和風を出そうと考える方が多いものの、内装にも木をバランスよく使えば、日本的な趣を感じられます。

たとえば障子を設けるとやさしく光を取り込み、生活環境を向上させるでしょう。板張りの床として無垢材もおすすめです。日本的なテイストを守れるだけでなく、傷を削ってオイルを上塗りするという、シンプルなメンテナンスが可能です。

このように要所で木を使うことで、日本的な優しい雰囲気を演出できます。障子やふすま・板張りの床といったアイテムを意識しましょう。

シンプルにまとめる

和モダンとしてバランスを整えるため、シンプルなデザインをおすすめします。スタイリッシュな雰囲気は、余分な設備や素材を使わずにシンプルにまとめることで出せるからです。

木材にしても黒と白の2色を強く意識しましょう。ふたつの組み合わせを中心に考えると、スタイリッシュに仕上げられます。

屋根は白か黒をベースに、大きく設けましょう。木目や縦格子のワンポイントを設けると、ごちゃごちゃしない見た目に仕上げられます。このように家の全体をシンプルにまとめる工夫が、上品な和モダンの秘訣です。

 

和モダンの注意点

和モダンの施工をするうえで、気をつけるべきポイントがふたつあります。コストをかけすぎないことと、土壁の定期的なメンテナンスです。

コストがかかりすぎないように注意

和モダンにこだわりすぎて、予算オーバーにならないように注意です。素材や施工方法の関係で予算を超えてしまうと、思いどおりのデザインができません。たとえば内壁を漆喰で仕上げるだけでも、壁紙より相場が高くなります。

しかし予算を抑えながらでも、和モダンは実現できます。たとえばフローリングに無垢の杉板を使えば、相場を抑えつつ、日本的な優しい雰囲気を出せるでしょう。洗い出しの土間や和室など、特定の場所にだけ和風を取り入れる選択も予算削減につながります。和モダンをローコストで実現するには、採用場所や素材などの工夫が必要です。

土壁は定期的なメンテナンスが必要

和モダンの定番は土壁ですが、こちらは定期的なメンテナンスを要します。洋風の壁紙より経年劣化が進みやすいからです。ひび割れなどで見栄えがよくないと、不快に感じるでしょう。

土壁のメンテナンスは塗りなおしが基本です。しかし定期的に繰り返すことで、維持費がプラスされます。自身の生活費と照らし合わせて、定期的なメンテナンスに耐えられるかを考えましょう。土壁を使いたいがメンテナンスで不安な場合、業者への事前相談をお考えください。

 

まとめ

和モダンは内装や外装の木の使い方や、黒をベースやアクセントに使う方法で実現できます。基本的なスタイルは洋風ながら、和室や住宅の一部など和のテイストをピンポイントで設けるとよいでしょう。

和風の空間を演出するための素材は、予算が高くなりやすいのは問題です。しかし日本的な趣も出す場所を適切に絞ると、お金に無理のない形で和モダンを実現できます。限られた予算で和モダンの注文住宅を作りたいなら、ぜひ業者に相談しましょう。

「株式会社ADVANCE」では、エクステリアや外構工事を中心に展開しています。和モダンのテイストを実現したい方にも、対応する方針です。こだわりのデザインを実現したいなら、ぜひとも「株式会社ADVANCE」までご相談ください。