フェンス

フェンスの機能と役割とは？

フェンスにはいくつかの特化した機能があります。
フェンスの機能を住宅や庭、形状などを考慮しながら組み合わせることで、最適な役割をはたせます。以下より詳しくみていきましょう。

外観やデザイン

フェンスは住宅にとって一番目のつくところにある、いわば「家の顔」としての機能があります。

住宅の外観や周囲の雰囲気に合わせると、統一感をもたせられるのです。また庭のガーデニングや、門回りに飾る植木などが、より美しく見える効果もあります。フェンスひとつで外観や雰囲気も変えられるのです。

防犯機能と性質の向上

空き巣や不審者などから住宅を守る役目も、フェンスの機能のひとつです。
フェンスを適度な高さで境界に設置したり、門として設置したりすることで不審者の侵入を防ぎます。防犯に大きく役立ちます。

目隠しとプライバシーを守る

敷地の境界をはっきりとさせたい場合や、道路や隣家からのプライバシー保守の役割として大きな機能があるのです。

一昔前は塀の使われることが多かったものの、採光や通気性の問題などもありフェンスに変える方も少なくありません。フェンスで目隠しをすることでお庭をプライベート空間にでき、外からの目線も気にしなくて済みます。

 

フェンス材の種類と特徴

フェンス材にはさまざまな種類があります。それぞれ特性や強度なども違うものです。
どういった種類があるのか特徴も踏まえながら、ご紹介していきましょう。

スチールフェンス

スチールフェンスは、鉄素材に樹脂が皮膜され錆びにくいという長所があります。

シンプルなメッシュタイプは、大抵のデザインの住宅にマッチするため、オールマイティに使えます。長く使うと皮膜が剥がれ、錆の原因になるのでメンテナンスは必要です。手軽に境界を仕切る時などにおすすめです。

アルミ形材（かたざい）フェンス

アルミ素材は軽くて錆びにくく、横格子タイプや縦格子タイプ・ルーバータイプなどすっきりとしたデザインのものが多いのも特徴となります。

加工して木目調などにもできるので和風や、カントリースタイルのものなどバリエーションも豊富です。

アルミ鋳造フェンス

これはアルミを鋳造（型に流す) して形作るため、複雑なデザインや模様を入られる種類です。

重厚なデザインにしたり、アイアン風の加工もできたりと柔軟といえます。ヨーロッパ風の外観の住宅や、モダン風な住宅と相性がよいのも特徴です。

木粉（もくふん）入り樹脂フェンス

木粉が入った木の風合いのある樹脂フェンスです。木製フェンスと見た目も変わらず使えます。
人工木なので天然木よりひび割れや反りにくく、加工ができ変色も防ぎます。

やや強度は天然木よりは劣るものの、和風住宅に合う横バーや、ウッドデッキに使われることが多いのです。

 

フェンスの選び方

フェンスは機能性も外観などもすべて踏まえ、慎重に選ぶ必要があります。そこで重視する点や気をつける点など、フェンスの選び方をご紹介していきましょう。

違和感のないデザイン

フェンスは住宅にとって「家の顔」です。
住宅とミスマッチなデザインだと、外観もガラッと変わって見えてしまいます。

現在はさまざまなデザインや機能性をもつ種類のフェンスが、多くあります。
自宅の外観にあったデザインで、かつ機能性などの相性も踏まえたフェンスを選びましょう。住宅の壁や屋根などの色と合わせるのがおすすめです。

風通しと採光はよいかどうか

庭や家全体に風通しをよくするために窓があるのと同じで、門周りのフェンスも風通しのよいことが第一です。

通気性がよく、適度に光が入る方向や場所をしっかりと見極めて選びましょう。フェンスは格子タイプや光が入りやすい、ポリカーボネートタイプなどがおすすめです。

適度な高さ

目隠しをするためにフェンスはよい役割をしてくれます。
しかし大きすぎると圧迫感が出てしまい、狭く重苦しく感じてしまう場合があるため、注意が必要です。

フェンスを境界の仕切りや目隠しに設置する場合の高さは、180cm以上200cm未満がよいでしょう。また明るい色などを選ぶと、重苦しさが解消されやすくおすすめです。

 

まとめ

フェンスは住宅の外観の雰囲気をよくし、プライバシー空間や防犯などさまざまなメリットがあります。
そういったフェンスは付け方や選び方で、さらに住みやすい環境を作り出してくれる優れたものです。

デザイン選びや通気性・採光、また適度な高さなどが大きなポイントとなります。ポイントを踏まえて慎重に選びましょう。

「株式会社ADVANCE」はエクステリア工事の専門業者です。困った場合はまず、思いをお聞かせください。フェンスの取り付けなどは、エクステリア・外構工事のプロである「株式会社ADVANCE」にぜひお任せください。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。