アメリカンフェンス

アメリカンフェンスの魅力や施行事例をご紹介!境界フェンスの注意点も確認しよう

 

アメリカンフェンス

外構のデザインは、取り入れるアイテムの種類によって大きく異なります。
シンプルな金属素材で、比較的どんなデザインにも合いやすいのが、アメリカンフェンスです。本記事では、「そもそもアメリカンフェンスとは何なのか?」といったところから、その魅力、施行事例などについても詳しくご紹介します。

フェンスの取り付けを検討している方は、参考にしてみてください。

アメリカンフェンスの特徴

アメリカンフェンスは衝撃に強い境界フェンスです。
強度がありデザイン性が高いのがアメリカンフェンスの魅力ですが、素材によるデメリットがあります。

アメリカンフェンスの定義や仕組み

アメリカンフェンスとは、外構にアメリカ西海岸の雰囲気を演出するフェンスです。実は、アメリカンフェンスというのは、正式名称ではありません。アメリカンフェンスは、PCフェンスや金網フェンスと同じだと考えていいでしょう。

金網と枠の組み立てが必要なフェンスは、メーカー品の「PCフェンス」です。通販等で販売されているアメリカンフェンスは、基本的に金網と枠が一体化したものです。カラーは白か黒だと言われていますが、グレーに見えることが多くなっています。

また、樹脂製の木彫フェンスのことをアメリカンフェンスと呼ぶ場合もあります。本記事では、アメリカ西海岸の雰囲気を演出する境界フェンスだと定義します。

アメリカンフェンスにするメリットとデメリット

フェンスをスチール素材のアメリカンフェンスにするメリットは、衝撃に強いことです。
鉄の棒をイメージしてみましょう。鉄の棒を力強く叩きつけたり曲げたりしようとしても、ほとんど変形しないのではないでしょうか。このように、スチール素材は強度が高いので、歩道橋や道路標識など公共のものに利用されています。

また、強度については、フェンスの構造も大切です。1本だけでも丈夫なスチール素材を編み込んでいるので、さらに強度が高い構造になっています。

一方で、スチール素材なので錆びるのがデメリットです。とはいえ、製造会社が素材を工夫しているので、錆びにくいアメリカンフェンスもあります。

シンプルでモダンな外構に合う

最近は、キューブ型の住宅の人気が高い傾向ですので、フェンスもそれに合わせたいと考える人は多いのではないでしょうか。

アメリカンフェンスなら、シンプルでモダンな雰囲気とも相性が抜群です。アメリカンフェンスは、単調なデザインにも調和するので、外構の見た目が物足りない場合でも活躍します。

 

アメリカンフェンスの施行事例

アメリカンフェンスは、さまざまなデザインの住宅とマッチする特徴があります。そのため、カリフォルニアスタイルやシックなロッジ風など、合わせられるデザインも豊富です。

シックな住宅と合わせる

アメリカンフェンスをシックな住宅と合わせれば、統一感を出しながら全体が引き締まります。住宅のデザインがシックだと、なかなか合うフェンスが見つからない時もあります。しかし、アメリカンフェンスなら、外構デザインの良いアクセントになるでしょう。

カリフォルニアスタイルの住宅と合わせる

アメリカンフェンスは、白の木目調を取り入れたカリフォルニアスタイルの住宅とも合います。板を重ね張りしたラップサイディングの外観に、アメリカンフェンスがなじみます。まるで海風を感じられるような、リゾート風の雰囲気に仕上がります。

扉として使用する

アメリカンフェンスの扉は、オープンスタイルの外構に似合います。また、セキュリティーに配慮しているように見えます。「もう少しアクセントになるものが欲しいが、あまり目立たせたくない」という人に向いています。

 

境界フェンス導入の注意点とは

アメリカンフェンスのような境界フェンスを導入するときは、いくつか注意点があります。ここでは、2つの注意点を取り上げました。

フェンスを設置する目的をはっきりさせる

外構に境界フェンスを導入するときは、境界フェンスを設置する目的をはっきりさせましょう。たとえば、アメリカンフェンスでは、木材のフェンスのように目隠しはできません。境界を区別するフェンスとして、または外構デザインの一環として役立つでしょう。

境界フェンスにメッシュフェンスを導入すると、人や動物の侵入を防ぎます。また、目隠しにならないフェンスは、つる性の植物とメッシュフェンスを合わせることにより、ある程度は補えます。

設置が不可な場所もある

境界フェンスを設置する際の注意点は、必ずしも希望通りに設置できないことです。隣接した住宅との境目が曖昧な場合は、法的なトラブルを避けるためにも、あらかじめ話し合いをしましょう。境界フェンスを取り付ける前に、あいさつを兼ねてお隣との境界線をチェックするのがおすすめです。

コンクリートブロックの上部に設置したい場合は、強度や安全面に十分な配慮をしてください。設置したい場所に既存のコンクリートブロックがあるときは、とくに注意が必要です。また、強度に不安があるので、既存のコンクリートブロックの上部にコンクリートブロックを重ねることはできません。

 

まとめ

アメリカンフェンスは、どのような外構にもよく合う境界フェンスであることがわかりました。簡素なデザインのポイントになり、手軽におしゃれな雰囲気を演出できるのが魅力です。

「株式会社ADVANCE」では、外構工事を専門的に承っています。アメリカンフェンスや境界フェンスの設置を検討している方は、ぜひ一度ご相談くださいませ。